ロイヤル健康保険組合

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お知らせ

[2008/11/12] 
【人工透析予備軍を救え!“CKD”ってなに?】

もしあなたが腎臓の異変に気づかず、
病状悪化を放置し人工透析になった場合、
一年間にいくらかかるでしょうか?
 
年間 約500から550万円と言われています。
 
しかも一度人工透析になるとそれは一生涯続きます。
費用について言えば、人工透析は「特定疾病」という
制度があり病院の窓口で本人がひと月に負担する額は
1万円と設定されています。
しかしそれは保険診療に対する費用に限った話です。
そして、人工透析には時間的拘束が伴います。
主流である「血液透析」の場合、
週3日、毎回3~4時間から5時間以上。
旅行や外出についても制約ができますし、
もちろん食事にも・・・。
 
主に「尿タンパク」、「尿素窒素」、「クレアチニン」 で
表示されるのが「腎機能」の検査結果です。
「尿たんぱく」の検査項目で今年、
経過観察を含めて異常を指摘された方は約5%です。
文中にもありますが、
残念ながら「たいした異常だと思われていない」項目です。
おっしゃるとおり、激しい運動や強いストレスでも
一時的に陽性を示すことがあるため、
再検査したときに異常がない場合も多く、
それがそういう認識につながっている現状があります。

でも実は、沈黙の臓器といわれる肝臓の病気を
一番初期の段階で教えてくれるのがこの「尿たんぱく」です。
 
腎臓が悪くなるとどうなるの??
「人工透析」だけでなく、脳卒中や心筋梗塞などの
「心血管障害」の発生を高めることが判ってきました。
これを「慢性腎臓病(CKD)」と名づけ、早期発見や
治療・予防を目指す取り組みが広がっています。
詳しくは「こちら」を御覧下さい。
 
「尿たんぱく」を軽く見てはいけません。
それは「沈黙の臓器」=腎臓からの
SOSかも知れないからです。
 

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